雑感。


休日出勤が嫌で、

「いやー、ぶっちゃけ土曜日って

二日酔いなんで無理ですねえ(笑)」

とか上司に軽く言ってしまえる

頭の輪あるいい同僚がうらやましくもあり。

要領かますの、まだ早いやろ、自分。

どんだけ偉いねん。

嫌なのはもうこの際百歩譲ろう。

でもその理由に二日酔いはない。

例え評価が悪かろうと当面給料に関係ないのだから

それならば出来るだけ自分は仕事を拒否して

楽にしていたいという考えもわからないでもない。

その影響を私に与えるのは本当に辞めていただきたい。

団体行動、上下関係。

こういうのは学生時代にある程度培われてくるものだと思う。

何らかの部活にかかわると、この二つはクリアしなければ

生きていけない社会が部活動で。

いくら運動部であっても、ある程度の実績を持たない部では

社会に通用するとは到底思えない内容しか

学べないように思う。

それを「クラブやってた」と簡単に言ってほしくない。

私は文化部出身である。

どのような部活かということはさておき。

内容は下手なダンス部、テニス部などよりもうんと濃いもので

それこそ大阪府下で1,2位を争う実績を積んだ

格式も実力も根性も努力も兼ね備えた

ハイパー文化部であった。

練習量はもちろん350日。朝から夜までみっちりある。

体のどこかに異常が出てくるものもいる。

熱が出ようが、靭帯が切れてしまおうが、

喉が出なくなってしまっても

関係なく毎日出席するのが当たり前。

甘えなんて一つも許されない。

当然メンバーはトータルで80人を超え、

先輩もいれば後輩もいる。

先輩を見て育ち、後輩に見られながらまた育つ。

当然、学校外活動も多いので、他人からもガン見である。

そんな中で3年間過ごしたので

団体行動に付随する連帯・協調性の重要性、

そして上下関係の生み出す自分に対する信頼度なんかの

事の重大さを嫌というほど勉強させられた。

知らず知らずのうちに積み重ねてきた信頼が

いとも簡単に崩れて、それを取り戻すことの難しさ。

一つでも逸脱すると、そう簡単に引き戻せないテンション。

腹の中で何を思っていようと、

とにかくモチベーションを持つことで

表面的な連帯感は何とか保てるということ。

そうすることによって自分の居場所を確保して、

自分のしたいことを確実にやっていけるということ。

一つ一つの自分の行動、

発言が先輩後輩に大きく影響を与える、

だから考えて考えて発言行動しなければ、全て崩してしまう。

人間関係なんてもろいものだ。

目に見えない実体のないものだからこそ、

自分の小さな小さな心がけ一つがとても大事で、

それを積み重ねて大きな信頼を得たとしても

一箇所踏み外すだけで一瞬でなくなってしまう。

そんな恐ろしさを彼女たちは知らないのだろうか。

むやみやたらに自己主張することだけが、

自分にとって得なことだと

勘違いしているのではないだろうか。

私は自己主張が悪いことだとは思わない。

だけど、それが時に自分に超悪影響だとしたら

もう取り返しがつかないような事に

なってしまうような事だとしたら。

それを考えないのだろうか。

そういうくだらない自己主張を簡単に通してしまう

うちの会社はとんでもなく頭の輪あるいい会社だと思う 。

これ以上発展したいのなら、そんな自己主張潰してしまえ。

自己を持たせる必要なんてない。

そしてそういう人間は発展を求める会社には要らない。