Fly The Flagレポ

yukitomo1272005-05-04

最高のお天気!でもι(´Д`υ)アツィー

てなわけで、無事Fly The Flag行ってきました。

早速今日の私の行動とともに感想をお送りします。

朝11:30噴水集合。も、ワタクシ遅刻。

とにかく倭ジェロを見るために行くので

倭ジェロタオルだけは忘れないように持っていく。

会場到着は12時。

慌ててリストバンド装着後即メインアリーナへ。

THE BAND HAS NO NAME

アリーナは入場規制してたので、

訳がわからないままスタンド席へ。席が空いてたので

とりあえず暗闇の中座る。

公演はすでに始まっていた。

奥田民生SPARKS GO GOのイベントバンド。

むかーしに聞いた事のあるこのバンド名。

ポップヒルとかにこのバンド名で出てたかも。

うーん、ABEX GO GOとどうちがうのか?

と思ったりしてしまったのだが、

民生がものすごくバンドマンっぽいというか、

ユニコーン時代を髣髴とさせる感じがあるというか

あの時代の民生が好きな人には垂涎モノかも。

とりあえず声がかっこいいな、民生は。特に高音が好き。

終了までみて、友人たちと合流。

そのままウルトラホールへ。

BEAN BAG

メガネ、ドレッドのYUMIチャン率いるBEAN BAG

歌うまい!NOKKOみたい!

で、見ているとだんだん東京少年に見えてきた。

ごめん、途中で出ちゃった。。。

で、友人が好きなのでまたアリーナへ戻る。

GRAPEVINE

トライセラトップスとどう違うのかわからなかった。

けど聞きやすいポップロックでした。

腹減りMAXのため、外出。

私の第一の目的、みうらじゅん先生のスクラップを

拝謁しにいく。

入り口にはいきなりつっこみ如来様が!

思わず写真を撮る。

エロスクラップはオーラスにおいといて、

とりあえずみうらじゅん先生仕事を拝見する。

私の大好きな甘えた坊主がいっぱいあり、

テンションが上がる。

しかもかわいい甘えた坊主がずらり。垂涎。

思わずうっかりなでてしまい、友人に怒られる。

そして画伯の絵の数々の中に、ロティカのジャケにも

使われている松本清張の絵とか、

とん祭りの絵とかがあり、(*∀*)ウヒョー

そしていよいよエロスクラップ!

同じ大きさに全て合わされているところにまず

マメさを感じつつ、個々に見ていくと、

コラージュされまくっており、

さらに勝手に水着ギャルをOLと決め付けたコメントを

どこからか切り取ったものを貼ってあったりなどと

大変凝りに凝った代物でありました。

とにかくみうらじゅんはロックだ。

すれ違った男子が

「このおっさん、ほんまに暇やなー(笑)」と言っていたのに

かなり納得。

大阪城周辺は割りと食べるところがあるので安心。

IMPビル近辺にはマクドもサブウェイもある。

何ならマクドは2軒ある。

知らない間にデニーズ(かどうかは不明だがファミレス)

なくなってて、軽く計画が崩れるも、

サブウェイに落ち着く。うまい。

戻ってウルトラホールの椿屋四重奏に並ぶ。

予測はしてたけどやっぱり入場規制してた。

で、ちょっと並んで入ってみる。

椿屋四重奏

もてはやされてるのでとりあえず状態で見てみる。

まあ、流行りの感じ。

JUDE程重厚にもなれず、アジカンほどポップにもなれず

なんかもう一押し何か欲しい感じ。

bloodthirsty butchers見たいな感じだとカッコいいと思う。

大阪プロレスの第4試合がスペルデルフィンだったので

とりあえず並ぶ。ものすごく並んでいる。

まさかこんなにも人気があると踏んでなかったので

がっかりなような、でも何故か嬉しいような。

ただ、4時から倭ジェロのストリートが控えているので

我慢して並んでたけど、開始15分まで並んで

倭ジェロのストリートのほうへ流れる事を決意。

倭ジェロストリートライブ

どのくらい人が集まるのかなーって思ってたけど、

割と事前にご存知だった方もいて、

わらわらと集まってくる。

で、ライブが始まったらテンションが上がって大騒ぎ。

気がつくと人だかり!よっしゃ!

4曲ほどやってアンコールもあって終了。

私的にやっとスイッチが入った感じ。

で、会場へ移動しようと歩いてたら

見知らぬおじさんに声をかけられた。

「さっき姉ちゃんらが見てたバンドはプロでやってんのか?」

うん、おっちゃんするどいな。

もうすぐプロになるよ。今はまだ卵けど。

「そうか、おっちゃんら気に入ってなあ。

おっちゃんらもう年やさかい、何もできへんけど

あの子ら見てて、なんか勇気もらったわ」

きっと喜ぶと思いますよ、あの人らに言うときます。

「おう、頼むで、よろしゅう言うといてや」

はーい♪

…っつうか倭ジェロの人と全くお友達じゃないのに

まるで身内かのように受け答えしてしまった。

けど、そうやって見てくれる人もいるってことを

改めて実感して、嬉しくなりました。

ちょっとだけJUDE見て

第2の目的、梅垣義明氏の諸芸を見に行く。

梅垣義明氏「春だ!祭りだ!シャンソンだ!」

初めてこの人の諸芸を見たのはおよそ15年前。

関西ローカルでやってた怒涛のくるくるシアターという番組。

この番組はどういう趣旨なのか、とにかく色んな人が出てきた。

で、梅垣氏も出てきて鼻から豆を飛ばしつつシャンソン

歌っていたのだけど、子供ながらに面白くて

もちろん真似してやってオカンに怒られましたが。

きちんと実物を見たのは今日がはじめてで、楽しみにしてました。

そして期待以上の代物!

笑いすぎて頭痛かったぐらい!

観客いじりのうまさは最強。

そして付随しているシャンソンもめちゃめちゃうまい。

私の友人が3段オチに使われてしまったのには

かなり笑った。(笑わせてもらいましたよ、Zさん!)

かもめネタも面白かったぁ。

初めから最後まできっちり笑いづくしで、

ここまでしっかり練りこまれ、手抜きがないのも久しぶりにみた。

さらに彼はものすごくうまい役者でもあると実感しました。

これぞ芸達者。

しかしドラッグクィーンの人の顔をあんなに間近で見たの

初めてだったなあ、うん。

ちょっとだけハイロウズを見る。

良くぞこのイベントに来てくださいました。

この人たちがいるだけでこんなにもロックフェスっぽくなるなんて

すごい人たちだなあとつくづく思う。

ミサイルマン→相談天国→真夜中レーザーガンは

黄金セットリスト。

そのまま残って神を見る事にする。

忌野清志郎

神キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!

トランジスタラジオくらいしか知らないのに

もっともっと見たくなり、どんどん引き込まれる。

不思議なおじさんである。

テレビでは伝わらない不思議な雰囲気と品格をお持ちの

まさに神。

以前LOVE JETSを見たときに

神がちょっと何か探してるような素振りを見せただけで

10人がいっぺんに動いたときには

神だけど世話の焼ける困ったおじさんだなあと思った(笑)

カッコいいので何度でも見たい人。

いくつになってもずっと変わらない人。

100歳まで絶対生きてください。

倭ジェロの時間がせまってきたんで泣く泣く会場を後に。

そして最後のメインに迫る!

倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンス

会場には人はまばら。

そりゃ神降臨中だから仕方ないのだけど

ちょっと寂しい。

けど、100人以上はとにかくいる。なんとかなる!

私たちだけでもがっつり盛り上げてやると

勝手に息巻いてみる。

15分押しでスタート。

袖から倭ジェロメンバーの気合入れが聞こえた。

こっちもそれに大いに反応する。

1曲目はリボルバー

畳み掛けるように新曲の応酬。

WAVE RIDER、DOWNER BABYと続きテンションも一気に。

ふっと振り返ると神終了でなだれ込んできた人がたくさん!

スカパラよりも倭ジェロを選んだ人がこんなにいたよ!

嬉しくてたまらない。このタイミングではもうあの曲!

てな感じでROOTERS。最強の一曲。

やっぱり毎度の事ながら涙が出る。

この曲をもっとたくさんの人に聞いて欲しいと常々思っていて

それが少し叶ったような気がした瞬間がおとづれる。

こういうイベントではとにかく第一印象。

WAVE RIDER→DOWNER BABY→ROOTERS

この流れは最高で最強。

見た人はきっと絶対いい印象を持ってくれたはず。

やったね。

このイベントに力が入っていた事は間違いないと思うけど、

力みすぎることなく、いつもどおりのステージを繰り広げた

メンバーに、何故か大人っぽさを感じる。

臆することなくいつもどおりやればいいに決まってる。

そしてさらにアンコールでSEXY SEXY SEXY。

全身から思いっきり汗が出る。

足からも大量に汗が流れる。そんな現象めったになかったのに。

とにかく倭ジェロはかなり進化してる。

すごくいい風が吹いてると思う。

このまま突き進んで欲しい。

私に出来ることは他にないだろうか?!

で、満喫気分もそのままに、少しでもスカパラを見たいと

いうわけで会場からひた走り、アリーナへ。

なんと、まだ始まってないという嬉しい時間押し!

とにかく踊れる場所を探して、スタンドの一番上まで駆け上がる。

東京スカパラダイスオーケストラ

倭ジェロの後にスカパラなんて、何て贅沢でありえないんだろう!

スカパラのフェスで使うセットリストはほとんど決まっているので

多少の入れ替えはあってもほぼ同じで

食傷気味でありながらも、がっつり楽しむ。

世界地図じゃなくて銀河と迷路が聞きたいし、

5DAYS TEQUILAじゃなくてインターセプターが聞きたい。

ルパンが入ってたのは嬉しい誤算。

とにかくアリーナにはすごい人が入ってて、

もちろん入場規制で入る事が出来なかった。

スタンドから見下ろすアリーナは最早不気味。

船幽霊そのものである。

DOWN BEAT STOMPは最高潮に盛り上がり

もろ船幽霊状態で面白かった。

時間押しの付けでアンコールがなかったのはもったいなかった。

後から神のライブに民生乱入という話を聞いて

ちょっと口惜しいけど、それよりも倭ジェロを取って正解と思う。

以前ここに、何がしたいのかよくわからないと書いたけど、

実際体験してみてあの雑多煮感が楽しかったなと思った。

何でもありな感じも大阪らしくていいと思ったし。

大阪プロレスを起用したのは絶対正解だったと思う。

いい起爆剤になって、後半になるにつれて

お客さんもグングン盛り上がってくるのもわかったし。

個人的には後半に楽しみが固まってしまって

満遍なく全部見れなかったので、

スケジュールをうまくずらしながら組み立てて欲しかったかな。

出演アーティストは満足だけど、ここにやっぱりロティカがいたら

もっと熱かったかとも思う。

ベストアクトはやっぱり倭ジェロにあげたい。

こんな豪華なメンツの中、見劣りせず十二分にいいライブを

見せてくれたと思う。

後は梅垣氏。面白すぎて今程よく腹筋の辺りが筋肉痛。

何かロックフェス族になってきたなあ、私も。

だんだんフェスに慣れてきて、準備とかが段取り踏めるように

なってきたところは便利なんだけど。。。

フェス自体が楽しいものばかりなので、

これからはフェスという言葉に踊らされず

選んでいかなきゃなーと思います。