ジェット機搭乗。

土曜の夜、ジェット機のワンマンに誘われたので行く。

会場はBIGCAT。

今週買ったのに、整理番号は300番台。

売れてねえ。

実際会場に行ってみたら意外にも埋まっていた。

何か他の業者からチケットが出てたのだろうか。

175Rからの客が3割、ジュンスカからの客が7割という

年齢層高めの層。

私は後者の7割に入っているらしい。

始まってみると、一気に前に押し寄せて

すっかり後ろがガラ空きになってしまった。

そして、神カズヤ登場。

ゴッドライト。

頂点を知ってるが故の余裕。

彼自身がもはや唯一無二の楽器。

さらに神を支える屋台骨もこれまた神の域、川西氏。

どっしりして重みのある安定した音、

存在感バリバリでありながら一切邪魔をしない

周りを包み込むかのようなドラム。

ギターもベースも一切耳に障らない。

ちなみにベーシストは

ジャイアントステップ野田タロウ

彼自身もフロントマンであるのに、

支えにも回れてしまっているあたり

何か芸達者振りを感じる。

西川君がユニコーンを辞めてまでやりたかった事は

もしかしたらコレだったのかなーとも思えた。

ジェット機のそれは、まさにユニコーン初期、

BOOMからPANIC ATACK、服部までのビートパンク。

そしてジュンスカの絶頂期のあれと同じだったのである。

作品を人から借りたので作曲者などをチェックしてみると

カズヤは詩をつけたりしているけど、

実際曲を書いているのは、ギターのakkinとタロウで

その辺も何か不思議な感じがして。

正直、ジュンスカの曲よりもクオリティーは高いと思う。

カズヤは10年経ってまた同じ場所に帰ってきた。

なんならうんと若返って帰ってきた。

あれで40前とは思えない。

川西氏もバニラの頃から比べるとかなり若い。

私はジュンスカが結構好きだったけども

一番最初の初期衝動溢れるパンクっぷりが好きだっただけで

その後のSTART以降は売れてはいたけど

差ほど興味がなかったり。

一周回ってジェット機は、曲がよく練られていて

ポップさ具合ではどれも

ジュンスカよりも上回っている気がする。

カズヤが歌うとどれも同じに聞こえてしまうのは

この際目をつぶるとして。

で、客席に降りて来て歌ってたので

神の腕をつかんでみたらものすごく細かった。

ロックスターはこうでなくては!

けど、ヌルヌルだったのですぐ手を離した。

もしもジュンスカをちょっとでも通った事がある人は

機会があれば是非ジェット機を見てみるといいとおもう。

ノスタルジックな気分になれること、うけあい。