氣志團現象最終章東京ドーム公演

待ちに待ったドーム。

大阪2公演見れなかったので、

今ツアーで初見となりました。

いつもはセットリストもネタも

大体つかんでから参戦するのだけど、

今回は事情が事情。

ランマがいない事をどう利用してくるか、

どうクリアしてくるかが焦点でした。

ちなみに私はライブで初めて泣きました。



まずサポートは私の理想通り、アベBでした。

彼なら安心して任せられる。

セットリストの変更はなく、

コーラスはトミーと松がカバー。

ギターもトミーと阿部で、

阿部はキーボードとギターでフォローしてきた。

阿部がギターも演奏するのは予想外だったけど、

彼がオールマイティーだったのを思い出して納得。

全長4時間とちょっと。

非常に長い氣志團万博2004でありました(笑)

ドームってライブ会場には本当に不向きだと

つくづく思いました。

音響がとにかく跳ね返るので、

こだまが邪魔して音のつぶが見えないし

手拍子とか、拍手みたいになってしまってるし…

ただ、とにかく大きな会場なので、

武道館、代々木同様、客席は圧巻!

みんな踊るんですねえ。。。

セットリストの変更はなし。

一曲目も房総よりスタート。

イントロはトミーが演奏!

私は冒頭から早速涙が流れました。

トミーが頑張っている!

やはりランマが出す音とは違って聞こえるけど

そのイントロからメンバーの感情が

一気にわっと流れ込んできて、涙が出た。

あの1週間の間、どんな思いでいろんな事を

決めてきたのだろう。

そして徹底的に練習。

さぞかし緊張しただろうし、プレッシャーも

大変なものだったと思う。

あの気迫はものすごいものだった。

要所要所で、いつもならランマがいる所に

ランマがいないことに一瞬忘れては思い出して

そのたびにうまい演出があり、

特に明星氏のコーナーでのランマ飲み過ぎシーンでは

「この酒癖の悪さがあんな大事件に・・・」みたいな

せりふに置き換えられてたり、

トミーのコーナーからランマのコーナーになる時も

トミーの巧み(?)なMCでフォローされたり等

ランマがいないことが笑いとして利用されていたので

私の気分もすっかり軽くなりました。

で、その後ランマコーナーがVTRで流れて

ちょっとどん臭いランマが登場してきて

私は涙が流れました。

ラ・ランマもあんなくだらない歌ですら

ちょっといい声でうまくて余計に泣けた。

別に死んだわけでもなんでもないのに。

多分、ランマも自分の蒔いた種とはいえ

さぞかし口惜しい思いで

この日を迎えていたんだろうと思うと

まさか自分がビデオで出演する羽目になるとは

思ってなかったんだろうと思うと

きっと楽しみにしていたんだろうと思うと

この圧倒的な景観を見られないんだと思うと

本当に泣けてきて、泣けてきて。

ランマからの病院からのビデオレターは

痛々しいようであり、

あ、このぐらいなら大丈夫かなって思えたりで

とにかく安心する結果でありました。

ここでも涙が出ましたが。

ランマがいないGIGだったのにもかかわらず

この日の夜はランマに説教する夢をみるぐらい

橙組になっていました。

後はもちろん團長。

本当にお疲れ様だったと思う。

一週間、色んな段取り、忙しく悩んだことと思う。

127はアベBなしの5人で、團長がランマパートを

演奏するという英断。

あれは自分たちだけで演奏する意味がある曲だったと

思うので大正解だったと思う。

演奏が下手だとか、そんなことは正直どうでもいい。

前向きに取り組むその姿勢が全てだった。

何か久しぶりに必死な氣志團を見たような気がします。

やっぱりどう考えても、ランマのこの事件は

氣志團にとって大きなマイナスであり、障害で

今後の活動の勢いにも十分に作用してくる

出来事だったと思います。

でも とにかくドーム公演を成功させようとする

その気持ちや必死さや気迫が

私を感動させ、涙まで流させたのだと思います。



そしてランマがいなくても成功させられた。

ランマの実体はなくてもちゃんとそこにいた。

結果的に6人で成功させたといってもいいのかも

知れないと思います。

(当然阿部氏のサポートが大きく作用したことは

言うまでもないし、彼以外の人がサポートしたって

きっと成功しなかったと思う。大正解)

私はもちろん大満足でした。

ランマがある程度元気でいてくれていること

=6人で戻ってきてくれるということで

次につながるきっかけを与えられたからなのと

みんなが全力投球であの大きな舞台に

立ち向かっているところが熱かったことと。

楽曲は総括するような選び方だったので

マンネリ化の声もやや聞こえますが

これでいいのです。

これだったから安心できたのです、今回は。

次回、(休止とか色々耳には入るけど、

私の予想では普通にツアーがあるとおもう)

楽しみです。

大阪公演、期待。