氣志團Live House Tour 2005“夜祭猛祭”『YASSAI MOSSAI』@ZEPP OSAKA 2days


ついにこの日がやってきました。
色々と浮気をしてきた私の大本命、
氣志團の大阪公演です。
We're ご存知雨男。土砂降りです。
2日目なんか雷電でお出迎え。
あんな雷本当に久しぶり。
最終日のチケットは結局ヤフオクで競り落とし、
何とか手に入れて出発。
無理して落としてよかった。
久々にいいGIGが見れたような気がします。

1日目は整理番号が早かったのもあって、
久々に開場時間前から並びましたが、
あまりの段取りの悪さに辟易しました。
2000人以上人が集まっていて、
増してテンションが上がって他のバンドよりも
やや凶暴化してる観客を、
どうしてせっかくついてる整理番号で並べないのか?
さらに拡声器の声が空に吸い込まれてしまって
全然届かない。
それじゃあ混乱もするわな。
この件に関してはいやな思いをされた方、
たくさんおられたと思います。
私のそばに並んでた人は、整理番号は早いのに
声が聞こえなかったせいで並ぶのが遅れてしまい、
係りの人にそれを伝えて番号の辺りに並ぼうとしたら
阻止されていました。
せっかく運よくつかんだ良番だったのに、
不可抗力で阻まれてしまったのは本当に気の毒。
さすがに2日目は改善されていましたが。

あとびっくりしたのが物販で並んでいる時に
私の後ろにいた人の一言。
「パンフレットなんて買わないよねー」
「別にいらんし、パンフレット以外で欲しい物は
一通り全部買うつもり。」

工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
パンフレット買わないってそれ、何しにきたのか?!
氣志團はパンフも含めてGIGだと思うのだが?
というか本当にファンなのか?
とハテナだらけ。いやー、びっくりしたー。
その人たちはオフィのタンクトップやTシャツを着用してて
髪も男女ともリーゼントだった。
あ、ビジュアルだけを求めているのであって
彼ら自身を求めてるわけじゃないんだ。
正直ちょっとショックでした。
他のグッズを買う財力があるのに
パンフだけは買わないなんて。


私が見ていた場所はトミー真正面の2ブロック目先頭。
非常にいい場所でした。
私の隣で見ていた方とは、バーの間に割り込まれて
いやな思いをしないようにと、タッグを組ませて頂きました。
すげー楽しかった。
帰り際にお礼を言いたかったのに私も友人に頼まれた
大事なミッションに夢中だったのもあり、
気づいたらもう姿が見えず無念。
あのときの方、ここを見ていたら是非足跡を下さい!
そしてありがとうございました。
いい思い出が出来ました!
次にお見かけしたら声掛けさせてくださいね。

さてここからが私の感想です。ちょっと長いです。



2日ともハイクオリティー過ぎて驚いた。
トミーはいつもならどこかで躓いたりするのにノンミス。
ユッキもたまにドラムが走ってしまうけど
(特にデリキスが顕著に走る)
そんなことも一切なく屋台骨を支えていた。
ランマ終始笑顔。
何かいい事があったのか?!
と思いまがうぐらい楽しくてしょうがない様子。
いつも安定している松でさえ
体いっぱい楽しんでやっているのが窺えたり。
近くで見ると、彼らが状況に甘んじることなく
真摯且つ真剣にGIGに取り組んでるのを目の当たりに。
もちろん気迫もビシビシ。
やっぱり何も変わっちゃいない。
氣志團はいつも同じ方向を向いて
ひたむきに走り続けていた。そんな姿が大好きだ。

1日目は前述のとおり近くで見た!ってのが
あまりにも大きすぎるため、その感動がほとんど。
つばかぶりの位置ではないのに
なぜかまたも團長の唾液を浴びてしまった。
あの瞬間團長の口元から出たものが明らかに
私めがけて飛んできたので間違いないと思う。
その瞬間観客の誰もが團長の方を向いて
話を聞いていたし、声を出す所ではなかったし。
3年前の唾液丸呑み事件以降、
もう二度と頂くことはないと思っていたので
この際ありがたく受け取っておくことにする。

2日目はドーム以降また涙が出そうになった。
いいもん見た!という充足感。
一瞬の夏におけるランマとトミーのダブルギターの部分。
お互い顔を見合わせながら音を一つ一つ重ねていく様が
とても好感が持てたし、嬉しく思った。
いろんな人が書いてるけど
(身内ではid:tomobrickさんも同じ感想でしたね☆)
BOYSBRAVOは本当に良かった。
ここで一番感極まった。
もしかしたらBOYSBRAVOって、私はハコで聞くのは
初めてだったかもしれない!
余計にぐっと来たのかも。
後、好きなところは光のベース。
着ぐるみを着てるときとつなぎを着てるときの
ボディーラインに大差がなかったこと(笑)
さすがに学ランとはちょっとフォルムは違うけども。
光の弾き方ってユニコーンのEBIの演奏の仕方に
よく似てるような気がした。
EBIモデルのベースはメタリックブルーだったけど
黒にオフホワイトのベースも持ってたんだよな。
光のベースは偶然にもオフホワイトに黒。
意識してたんだったら嬉しいけども。
いつも意識的に見ているところは
キラキラ!でのランマの早弾き。
何というわけではないのだけど、ついつい心配で。
で、そんな心配を他所に毎回決めてくれるのがランマ。

今回はLucy〜en〜roulletが登場。
これも細部にまでこだわって作りこまれていて秀逸だった。
さすが松はこういうとこで威力を遺憾なく発揮。
結構高いところまでキーが出るのだな。
全然歌える人であった。芸達者すぎ。
素晴らしい当てぶりで(笑)
ランマ、当てぶりうまいなー。
一瞬弾いてるのかと思ったよ。
(というか人に指摘されてやっと当てぶりだと気づいた程)
個人的には将軍(ゼネラル)が好き。
中身は多分純平なんだろうなー…
さらに楽曲も、歌詞はいい加減なものだけど
(サツマ!ハヤト!とか有り得ない)
メロディは本当にいい!
ランマ作曲によるものっぽいけど、
真実の程は次回シングルで明らかに。

あ、次回シングルと目されてるあの曲ですが
私はみんなが言うほど輝也嫌じゃないです。
あの人誰よりも歌うまいし、あのメロディー、
ギター弾きながらとかちょっと難しいと思うし
輝也以外に誰が歌うんだ?!とも思うし。
曲、いいじゃないか。
売れたらいいなあ。
「両手上げて合図せよ」が好き。



心地よい疲れと共に日曜日はすっきりと迎えました。
まだこれを書いてる8日も余韻を引きずっていて
ipodを耳にさせない状態が続いています。
頭の中に残っている音だけでしばらくご飯が食べれる状態。
よく、同じものを2回も3回も見に行く意義がわからないと
言われたりしますけども、
氣志團はたとえ基本ラインは同じであっても
毎回違う色を見せてくれるバンド。
次回公演はさすがに遠征は控えますけども
やっぱり3回は見たいなー。が正直な所。
後はライジングと幕張!
今年の夏は氣志團で駆け抜ける。
KISSES BRAVO!